こんにちは。「あなたのNo.2」ことジョン・マッツーです。
No.2ではパラレルワーカーの方をご紹介することで、これからパラレルワーカーを目指していきたい方へのヒントを提供しています。
今回ご紹介する人は、会社員として働きつつ、絵描きとしても活動をされているYukoさんです。

Yukoさん
1986年生まれ。
ファッションデザイナーを辞め、フリーでの制作活動をするも現実は甘くないと知る。2012年 ロンドンへ留学。人生観が一転。絵本作家の夢を抱く。 帰国後、職を転々とするジプシー人生を送りながらも、絵を描きつづける。
29歳から30歳になるタイミングで、ゆるんでた人生を見直し、 もっと好きなことしたい!と絵描き活動を本気で開始。
コネなし&非美大卒のゼロスタートを切る。
現在 絵描き&会社員のパラレルワーカー。
パラレルワーカーになったエピソード
―パラレルワーカーとしての活動を教えてください
IT系の会社で事務職として働きつつ、絵描きとして活動をしています。
最近はオンライン絵本の作成や、デザインフェスへの出展なども経験し、絵描きとしてのお仕事も徐々に増えてきています。
作品は主に動物やポートレート(人物画)で、写真に出せない温度感や雰囲気を表現できたらと思っています。
―精力的に活動されてますね!、もともと美術などを専攻していたのですか?
いいえ。もともとはファッションデザイナーとして働いていて、学校も美術というよりもファッション系の学校に通っていました。
―ファッションデザイナーから絵描きを志すようになったエピソードなどありますか?
ファッションデザイナーとして働いてた頃は、正直順調に仕事ができていたのですが、働いていくうちに「大量生産・大量消費」の業界としての考え方に疑問に思うようになったのがきっかけです。
「自分が本当にやりたいことは?」と考えた結果、具体的なモノまでは見えなかったのですが、漠然とアートやものづくりを自分でやりたいと思いまして。そこで思い切って会社を辞め、フリーになって活動を開始しました。
―それは思い切りましたね(笑)
はい。昔からやりたい!と思ったことはやらないと気が済まないんです(笑)
ただ、計画なしに活動をはじめてしまったせいで、正直うまくいきませんでした。
半分、自分探しみたいなところもあったので、当然ですよね。 洋服やアクセサリーを作ったり、手芸の本に携わるなど、できることは全てやってみましたが思うように収入にはつながらなくて・・・。
まわりからの厳しい声などもありましたし、なかなか自分の活動を認めてもらえないのが苦しかったですね。
―今は絵描きとして活動されているということは、なにか良いきっかけなどあったのですか?
どうせならやってみたいことをやり切ろう!と、ロンドンに行って語学と絵の勉強を1年弱くらいしていたのですが、その経験が大きいです。
海外の人って、日本人とは成功や幸せの考え方が違っていて、なんというか肩の力が抜けているというか、自由というか・・・。
そんな人たちと一緒に生活をしたことで、それまでの自分の幸せの価値観が「成功」としか結びついていなかったことに気が付きました。
おかげで、もう少し力を抜いてもいいかもなって思えたんです。
―なるほど、それが今のパラレルキャリアとしての働き方にもつながってきているんですね
ロンドンで過ごしているうちに、「絵の仕事」と「子ども向けのお絵描き教室」をやりたい思うようになりました。
帰国後は、絵とは全く関係のない仕事をしていたんですけど、30歳を手前にしてやっぱり本気でやりたいと思うようになって。
フリーでの苦い経験もありましたから、仕事をしながら絵描きを目指す、パラレルワーカーとしての働き方にたどり着きました。
絵描きとして仕事をもらえるようになるまで
―絵描きを目指すと決めてからはどんな活動をしましたか?
絵描きになろうと決めてからは、まずは情報収集からはじめました。ネットで調べるのはもちろん、セミナーなどにも参加しました。
ただ、絵描きの人の成功事例やノウハウって思った以上に見つからなくって、最初の頃はどうしていいか本当にわからない状態でした。
それでも粘り強く探していたら、絵描きで生計をたてている方のメールマガジンを見つけることができました。
イラストレーターではなく、純粋にアナログの絵描きさんです。
最初は半信半疑だったのですが、とても有益な情報の配信や個別に対応をしてもらえたのでそのおかげで絵描きとしての1歩を踏み出すことができました。
今ではその方との繋がりから、海外のクライアントさんとのお仕事ができているので、本当に感謝です。
オンラインの絵本も間もなくリリースされるので、夢に向かってすこしずつ前進できているなと感じています。
―今後の目標とかはありますか?
ありがたいことに、お仕事の話を継続していただけていますが、今年が正念場だと思っているので、今後も継続して活動を続けることをまずは目指したいです。
また、今後私と同じように会社員として働きながら、絵の仕事を目指す人のために自身の活動をブログに残していくことで、同じ道を歩む人の手助けもしていければと考えています。
これからパラレルワーカーを目指す方へ
―これからパラレルワーカーを目指す人に向けてアドバイスをお願いします
まずは、成功している人の話を聞いてみる。
そして可能であればコミュニケーションをとってみる。
手段はネットでもリアルでもどちらでもいいと思います。
人の通ってきた道や考え方を知って、少しづつ試しながら自分に合うやり方を見つけられるはずです。
やみくもに進むと迷走するので(笑)先を歩んでいる人を目印にすると良いかもですね。
私が絵描きとして動きだす勇気が出せたのも、成功している方とつながって相談してみたから、というのもあるのでよければ参考にしてもらえるとうれしいです。
インタビューをしてみて
Yukoさまのパラレルワーカーインタビュー、いかがだったでしょうか。
直接お会いしてお話を聞いたのですが、夢に向かって笑顔でお話しをしていただける姿を見て、私自身とても良い刺激を受けました。
絵描きとしての活動の1歩は人との出会いからというのも素敵ですね。
もし、なにかチャレンジしてみたいことがあるけど、最初の1歩が踏み出せない方は思い切ってコンタクトをとってみる、というのもぜひ試してみてもらえればと思います。
今後もNo.2ではYukoさんの活動を応援していきたいと思います!
Yukoさんの作品や活動については、以下のブログでチェックできますのでぜひご覧になってください。
絵描きのてつがくスケッチ
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