こんにちは。「あなたのNo.2」ことジョン・マッツーです。
No2では個人的に応援したいと感じたパラレルワーカーの方をご紹介することで、これからパラレルワーカーを目指していきたい方のサポートをしていければと考えております。
今回ご紹介させていただく人は、モノづくり・イベンター・人生相談のパラレルワーカーである「小松一樹さん」です。
電気設備関係の会社員をしつつ、学生を対象にした人生相談や、ボードゲームなどのイベントを主催されています。
「自分が納得いく人生を歩む」という想いのもと、パラレルキャリアの道を歩んでいる小松さん。
いったいどのようなきっかけ、方法でパラレルキャリアの道を歩みだしたのでしょうか?
小松一樹さん
静岡県御殿場市の出身の31歳。普段は電気設備関係の会社で働きつつ、パラレルキャリアとしてイベンター・学生向けの人生相談の活動も行なっている。
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活動の動機は「流されない人生の歩み方」を広めていきたいため
–簡単に自己紹介をお願いします。
小松一樹と言います。静岡県御殿場市の出身で、現在31歳です。
高校を卒業してから働き始め、モノづくりの業界で10年近く働いています。
26歳の時に、低収入で長時間労働をしながら家と会社を往復しているだけの状態の時、「このままでは人生詰んでしまうかもしれない、しがらみや田舎の常識に染まらないで自分の納得いく人生を描きたい」と思って一念発起して上京してきました。
–パラレルキャリアとしての具体的な活動内容を教えてください。
活動としては、2013年から大学生を中心に自分の軸(やりたいこと・人生の方向性)を明確にすることを手伝う活動を述べ200名以上行っています。
また、最近では友人と企画をしてイベントを開いたりしています。
具体的にはモノポリーというボードゲームを活用して、楽しく勉強できる会を不定期ですが開催しています。
モノポリー:アメリカ合衆国で生まれたボードゲームの一つ。
当初は、自分の与えられる価値がわからずに迷走していた・・・というのが正直なところですが、
自身が偏差値の低い高卒社会人であり、自分で考えずに流されてきた人生を歩んでいたところから大逆転できたので、その考え方を広めたいと思って活動しています。
パラレルキャリアの最初の1歩はチーム作り
–パラレルキャリアをはじめたきっかけを教えてください
元々モノづくりの世界で働いていたこともあり、0から何かを生み出したり、何かと何かを掛け合わせたり、PROJECTの構築が得意でしたので、パラレルキャリアに興味を持つ親しい友人に声を掛けて何か企画をしてみようというチーム作りから始めてみました。
並行して、自分の書きたいことだけを書いて伝わる人に届けばいいようなブログの運営を始めました。
元々、上京したのは人生を変えたいと思ったのがキッカケで、手段は何でも良かったのですが、経営の勉強をしてビジネスの世界を知っていくうちに、「自分の好きなこと・得意なことでお金を稼いでお客さんが笑顔になってくれたら最高だよね」という考えに至りました。
そんな時に、以前から交流のあった友人がパラレルキャリアを推奨している団体に所属していて、その中のPROJECTでTRIGGERというパラレルキャリアを実践している人を応援するWebメディアを運営しているので、取材させてほしいという声もかけてもらいました。
会社員を軸足に何かに挑戦できて人生が充実していくことは自分にとって理想的だし、直感的にこれからの日本の働き方になっていくだろう展望が見えたのを今でも覚えています。
パラレルキャリアのメリットは「人生の燃料」になること
–パラレルキャリアのメリット・デメリットがあれば教えてください。
メリットは、自分のスキルや才能を活かして好きなことや得意なことで収入に繋げたり、パラレルキャリアの概念に含まれる社会貢献活動に参加することは人生が充実すると思います。
使命感や主体性は人生を輝かす燃料なので、素晴らしいことだと思います。
また、本業収入があるので、様々なことに挑戦できたり投資できるのはメリットの一つだと思います。
デメリットは時間の配分とエネルギーの分散です。
起業などで結果を残す人はエネルギーを一点集中させている部分が大きく作用しているので、パラレルキャリアの場合、そこをどうやって埋め合わせるのかは課題だと思います。(個人的には強みと実績、理念、価値観を持ち合わせたメンバー同士でチームを組むのがいいと思います。)
また、ブログやSNSでの活動が会社にバレるとマズイという人は一歩を踏み出す障害になってしまうと思います。
パラレルキャリアは人生が面白くなる働き方
–これからパラレルキャリアを目指す人にアドバイスをお願いします
実際に会社員をしながら活動してみて思うのは、パラレルキャリアという働き方は本当に人生が面白くなる働き方だと思います。
将来的に自分のスキルアップにも繋がりますし、出会う人も増えるので人脈が形成されます。
自分が夢中になれることを見つけて生きるのは楽しいです。
将来は決断力のある人を育成できる講師になる
–最後に今後の展望があればお願いします。
最近、自分の価値を見つめ直したときに、モノづくりの世界にずっといるということは情熱が少なからずあることと、人前で話しても全く上がらないことが強みでわかりました。
本業スキルを活用出来るのはいいことなので、図解で考えたりとビジュアル面の思考が長けているのでそれを活用して考える力を身につけるセミナー講師をやっていきたいと思っています。
モノポリーを活用したり、マインドマップなどの思考法を活用し、自分で考えて決断出来る人を増やします。
そして、将来的に実績とスキルを引っさげて、地元の偏差値の低い高校生たちの前で講演会を開きます。
「世の中を知る」という段階は凄く重要なことで、僕自身が知るキッカケもなく流されて機会を損失してしまったので、その講演で何かアクションを起こせる人が1人でも多く増えればいいなと思います。
パラレルキャリアもチームプレイが大事
小松さんとのインタビューを通して感じたことは、本業をもった状態で複業をするというのは確かにエネルギーが必要。
ただ、同じ価値観や想いをもった人とチームで取り組めば自分のやりたいことも実現できるんだなととても勉強になりました。
パラレルワーカーを目指す人はまずは仲間集めをすることからはじめるのもいいのかも知れませんね。
将来の展望である「考える力を身につけるセミナー講師」、ぜひ実現していただきたいです。
これからもNo2では小松さんのことを応援していきたいと思います!
小松さんの取り組み・活動はご本人のブログでも読めるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
[小松一樹さんのブログ]
高卒社会人小松のさあ、半歩目を踏み出そう。